STAFF BLOG

2019.01.27更新

少し体調を崩した週末は、のんびりテレビでスポーツ観戦。

まずは大相撲。稀勢の里の引退が話題となった初場所は、その後どうなっているかとテレビ観戦をしてみると、あれ?横綱が誰もいない!?やはり、横綱、大関が高齢(ベテラン)ということで、怪我や体調不良などを起こしやすいということなんでしょう。

結果的に、優勝争いが両関脇で、千秋楽に玉鷲の初優勝!

そしてもう一つは、全豪オープンテニス。初めて最初から最後まで、テニスの試合を観たが、大坂なおみの集中力はすごいと思いました。2セット目に勝利目前で、逃げていいた勝利の女神をまた引き寄せて勝利するのは、本当に強いんだなっと思いました。

体を休めながらスポーツ観戦して、来週の診察に向けて、力水を付けてもらえました。

まだまだインフルエンザの患者さんも多く、軽い症状から、ガッツリの症状まで、典型的インフルエンザばかりではない見極めにくい印象もありますが、それが今シーズンの特徴ということで、意識して診療に取り組みたいと思います。

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2019.01.13更新

年が明け、診療を開始して1週間が経ちました。

予想はしてましたが、やはりインフルエンザの患者さんがかなり増えています。

昨シーズンと違い、A型のインフルエンザが主流です。

更に特徴としては、今回のインフルエンザは、比較的早い段階での確定診断がついている点です。

迅速検査キットは昨年同様の会社の物を用いておりますが、症状が出て進み始めた同日でも、陽性を示し、早期診断により、インフルエンザの治療が通常より早く開始できる印象があります。その分、回復も早く、会社への復帰が、早いということになります。

これまででは(通常では)、始めの症状が出始め、2日ほどして発熱があり、発熱後6~8時間経過したのちに検査という流れであったのに比べれば、格段に速く終息にこぎつけるということになります。また早期発見は、社内拡散予防にもつながります。

とはいえ、やはり早すぎるとインフルエンザにかかっていても、検査で陽性と示さず、半日以降後に再検査ということも十分あり得ますので、その際には医師の説明をよく聞き、指示に従うようにしていただければと思います。

治療としては、昨年3月に登場した新薬のゾフルーザがニュースなどでも取り上げられてますが、これは、1回2錠または4錠(体重による)のみの内服で済むというもので、タミフルのように1日2回5日間の内服というより大きく服用回数が少ないです。内服後の症状の推移はタミフルとほぼ変わりませんが、値段はゾフルーザがタミフルに比べ、2倍から4倍高いものです。ゾフルーザの懸念は細菌の報告で、耐性(ゾフルーザを内服しても効かない)がやや多いということでしょう。

これも医師の説明をよく聞いたうえで選択してください。

まだまだ、流行は始まったばかりですので、しっかり予防をするようにしてください!

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2019.01.02更新

東京の新年は、晴天で穏やかなスタートを迎えられました。

この正月は、もっぱらテレビでスポーツ観戦を楽しみ、人込みを避け過ごしております。元旦の高校ラグビーでは母校が素晴らしいプレーを見せてくれ、力をもらいました。6年ぶりのベスト8は逃しました。来年以降もきっと継続して力を出せるものと確信しました。箱根駅伝では、2区の塩尻選手(順大)の力走もお見事でした。

さて、クリスマスを境に、インフルエンザの患者さんが急増している印象があります。年末年始で多くの人が移動し、接する機会が増える中、一気に蔓延するのではと心配しております。予防接種を受けていても、抗体ができるのは平均6割程度ともいわれており、疲労や睡眠不足、長い時間の冷えの環境など、免疫力を落とす状態では、容易にインフルエンザを罹患すると考えらえます。予防としては、うがい手洗いだけでなく、まめに水分摂取をすることをお勧めします。これは、水分摂取目的というより、飲み物で、口腔内や咽頭部に付着するウイルスを上気道に根付かせず、胃に追いやる目的となります。

このインフルエンザシーズンの診療につきましては、院内拡散を予防するため疑いのある患者さんは通常の受診患者さんと待合を分けたり、検査を先行して行う場合があります。また、定期的に受診なさっている患者さんとの診察順番を変える場合もあるためご理解、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

 

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信