STAFF BLOG

2018.08.31更新

先日、30代女性の全身温熱療法(HAT)を行った時の話ですが、その方は5回目の実施で、肌のつやのことや化粧のノリのことなど、毎回いろいろなことを伝えてくれるのですが、昨日はなんと、「痔がよくなったんです~!」っと。

痔が、、、

確かに女性は便秘傾向が男性より強く、その原因は様々で、腸が長いからなどいろいろですが、ホルモンによる影響は少なからずあると考えれます。

実際、月経周期による差を感じる方もおれるのではないでしょうか?

その方も、排卵後、生理までは特に便秘になりやすいと訴えており、黄体ホルモンの影響もあるものと考えれれます。

ホルモンバランスの改善と、痔の改善を結びつけるのは少々飛躍しすぎとして、冷え性の改善や血行の改善は、静脈血のうっ滞によって悪化する痔にとっては、症状改善に十分説明のつく効果なのだと思いました。

効果として、温熱療法が痔にも効くと謳ってよいかは別として、血行改善の効果の一つにはなるのでしょう。

また、以前経験したことが、夏でも家の中で裸足のままでは冷えて過ごせず、靴下をはくという女性がおりました。汗かきに自分には到底理解できませんでしたが、、、

この女性が、全身温熱療法を行ってほどなく、「汗をかけるよになりました!」そして、夏だった当時に、「素足でも過ごせます!」と嬉しそうに伝えてくれました。

患者さんからの訴えや報告は、ものすごい量の経験値として、次なる患者さんへのメッセージとして活きるものです。

 

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2018.08.26更新

従来は、がん治療の代替補完的な役割としての温熱療法が主流でしたが、健常人にも広く活用が期待され、特に最近では、妊活や不妊治療のプレコンセプションに対する治療に役立てられると考えます。

コンセプション(Conception)は受胎、つまりおなかの中に新しい命をさずかることをいいます。

最近では、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと、「プレコンセプションケア(Preconception care)」の重要性が問われています。

プレコンセプションケアの女性への役割の一つとして、循環・代謝の改善があります。

以前に比べて、女性の冷えが増加したり、基礎体温が35度台と体温が低い女性も増加しています。体の冷えは代謝や循環の低下、ホルモン周期に影響を及ぼし、体調不良を自覚する女性は多く、様々な健康障害を招きます。また、循環・代謝不良は妊孕性にも影響を与えることが示唆されています。不妊症の原因のひとつである「黄体機能不全」は、循環・代謝の改善で子宮内膜を増殖させることで、問題の解決になることが期待されます。

さらに、労働省の統計では、出生時体重が年々低下しており、循環不良による子宮への血流不足から、胎内での発育が不十分となることが考えられます。低出生体重児で生まれた子供は、若年性の代謝異常や心血管イベントのリスク増加とも関連があると言われています。このことからも、代謝・循環を良好に保つ事は重要です。

当院で行う温水を用いた全身温熱療法(以下HAT)は、局所の温熱療法に比べ、より効率よく劇的に血液循環量を増加させ、代謝改善が見込めます。そのため、冷え性に悩む女性だけでなく、これから妊娠や出産を考える女性にも、「妊娠できる体つくり(妊孕性)」に役立てることが期待されます。

また、男性に対しても重要な役割を果たすものと考えられます。体力増進を目的に、HATを繰り返すことで精子の数を増やし、精子の運動率を上げることも妊娠には不可欠となります。

プレコンセプションケアとして、HATを併用し短期間で体質改善を行い、栄養管理や運動など日々の生活習慣の改善を図ることが、女性にとっても男性にとっても重要と考えられます。

妊活や不妊治療のプレコンセプションケアだけにとどまらず、多くの女性の抱える血行障害や代謝低下、ホルモンバランスの乱れ、自律神経失調症など、更年期障害を含めた症状に対する改善が期待できますが、これは今後ご紹介していきたいと思います。

より多くの女性の健康支援のためにHATを役立てたいと考え、治療費の改定を行いました。療法に対する療法説明(無料)も適宜行いますので、気軽にご相談ください。

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2018.08.23更新

日々の外来で、しばしば出くわす患者様の中に、健診結果での肝機能障害の指摘や、

たまたま別の目的で採血を行って偶発的に肝機能障害が見つかった際に、

よく問診をしていくと、AGA治療薬を内服しているという場面があります。

 

当院でも、AGA治療薬として、院内にプロペシアの後発品(フェナステリド錠1mg「ファイザー」)ザガーロを取り扱っております。

 

当院で処方している方にはお話ししているのですが、この系統の内服薬は、肝機能障害を引き起こすことが少なくない印象があるので、

できる限り内服開始前に採血にて肝機能検査を行い、問題のないことを確認したうえで、飲み始めて、1か月後、3か月後ぐらいは肝機能が問題ないことを確認することをお勧めしています。

どこかで買いだめしてしまい、肝機能障害が見つかり、買いこんだ箱を無駄にするとかえって高くつきます。汗

しっかりと肝機能障害などの副作用を認識して、上手に治療を進めてください。

すでに内服している方でも、肝機能を定期的にチェエクうしてもらうようにしましょう!

 

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2018.08.22更新

皆さまこんにちはni

アメブロでスタッフからの情報発信を行っており、新たに院長からの情報発信も行うべく、新コーナーを設けました!

分かりやすい情報発信や、新しい情報を根拠に基づいて発信できるよう努めますのでよろしくお願いします!!

トムより

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2018.08.03更新

日々暑い日が続いており、猛暑ではなく、「酷暑」と言われ、
全国各地で最高気温を更新しているようですが、
皆さまいかがお凌ぎでしょうかni

 

この様な気候ですが、お陰様で当院も涼を得ながら、
元気に診療をさせて頂いております note2nico

 

酷暑の折、夏バテなどなさいませんよう、お祈りいたしております。

六本木HATクリニックより、日頃の感謝をこめて。

 

平成30年8月3日 盛夏

 

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信