STAFF BLOG

2020.05.21更新

世の中、緊急事態宣言以前よりリモートワークが始まった企業も多く、皆さんとの診療の中で問題となるのが、通勤も減り家にいる時間がかなり長くなったことによる運動不足。
通勤が減っただけでなく、ジムも閉館となり、運動量の激減だけでなく、家ではスナック菓子やちょっとした食べ物がすぐ手の届くところにあるなど、体重を増やす条件に事欠かない環境。

多くの患者さんが体重を増やしており、血圧が下がるはずの気候であるにもかかわらず、血圧が下がらなかったり、糖尿病の患者さんもその指標となる数値を上がっている状態。

そうした患者さんには、通勤分の運動量をウォーキングや部屋でできるエクササイズを行うことで補いましょう~!っと説明する毎日。

では、自分はどうなのかと考えると、ジムへ行けなくなり、モチベーションもない中で、やはり体重をしっかり増やしており、自己新記録更新中という情けない状況。

運動は、数週間前にどうしても必要と判断し、購入したチンニングスタンドを用いたトレーニングはちょこちょこしているものの、それだけでは不十分で、だらだらやっても体重も減らず良くないと判断。そこで、自分も患者さんに説明しているように、血圧と体重測定を行い、アプリで測定することにした。患者さんに言うだけでなく、自分も実践。ちなみに血圧は高くないが、生活習慣病が無いかといえば、それはある。

記録を付けつつ、自己評価を客観的に行うようにして、患者さんとともに頑張ろうと思います!

チンニング

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2020.04.15更新

誰にとっても経験したことのない日々が続いています。

医療崩壊と経済危機は、その対応をどちらかに偏りすぎても、バランスを崩せば修復不能になりうる状態だけに、一人ひとりが、どうするべきかベターな選択を考えながら行動しなければならないと思います(それでも回避できないこともあるかもしれませんが)。

医療崩壊といっても、いくつかの局面に考えられると思われます。

 

1. 新型コロナウイルス指定専門病院の崩壊

重症、軽症それぞれの新型コロナウイルス感染患者が専門医療機関に押し寄せ、十分な治療が行えなくなる状態。イタリアやスペイン、フランス、アメリカのNYなど、重症患者が多く、対応できるだけのマンパワーや人工呼吸器などの機器の不足により、死亡数が増加する、または命の選択を医療現場で行うような危機状態です。

 

2. 新型コロナウイルス感染以外の疾病を診ることができなくなる崩壊

特に最近取り沙汰されている、病院での院内クラスター感染や、感染拡散を危惧し通常の医療を提供できない状況に陥り、もともとの疾病により生命危機的な患者が増加する状態。がんや心疾患の治療をタイムリーに行えない場合や検査・治療の遅れ、また、急性疾患や交通事故などの外傷でも救急外来が機能しなくなれば、患者を診れないという施設が増えることになります。これは、大学病院などの大きな病院だけでなく当クリニックのような診療所レベルまで起こり得ます。

 

3. 病院、診療所の経営破綻による崩壊

新型コロナウイルス感染リスクを考えると、どうしても病院や診療所での受診を避けたいという方が非常に増えます。そうなると、当然、医療機関の収益は大幅に減ります。これは会社や他の事業者と全く変わません。しかしながら、我々医療従事者は、リスクをできる限り回避しながらも、正しいプロトコールもないまま工夫をしながら診療を続けています。院内クラスターということで、外来の一時的な閉鎖や通常医療業務を中断した場合、経営的にはかなりの負担を強いられます。治療に専念する中での葛藤と、治療を十分に提供していかなければならない運営(経営)の葛藤。経営破綻すれば、医療を提供できなくなるという危機の問題は根深く、国や行政が対応を間違うと、後々まで尾を引く問題となる可能性があると思います。

 

当院のような診療所は、指定専門医療機関ではないため、そうした医療機関で医療に従事している方々の援護射撃をどのようにできるか考え、我々が対応できる情報提供や対症療法などの医療提供を患者さんにすることが重要なのではと考えています。電話やLINEを応用した診療機会を増やすことで、患者さんの「いつももらっている薬はどうしようか」や「かぜ症状で病院に行きたいがどうしたらよいのだろ」などの不安に対して対応できるように心がけています。もちろん不慣れで手際よくできない部分もあり、あれこれ反省点も残しながら、次に活かせるように努めております。

 

また、がん治療などでコロナウイルス感染の心配もあり、なかなか積極的な治療に進めない場合、免疫力を高め予防や次なる治療までの待機をしたいところかと思います。足浴や半身浴、熱くないお湯に少し長めに浸かるなど、身近に汗をかく方法もあり、代謝や循環の改善につながり、免疫力アップにもつながります。当院では、ニンニク注射などのビタミン注射やサプリメントのセラクルミンは健康増進と免疫力アップ、輸入の医薬品ですがアセトケアなどはがん治療として、それぞれ扱いがあるのでご相談ください。

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2020.03.04更新

毎日のように報道される新型コロナウイルスの話題。

テレビの情報は、「どこどこで何人新たな患者が見つかった」、「〇人亡くなった」などの情報が多く、小中高で休校の話題も含め、不安を煽る内容が多い。このままでは景気悪化でとどまらず、破綻、失業など取り返しがつかないことになる可能性が高いと思う。。。

そんな状況で、「このウイルスは、感染力は強いが、基本的には健常人であれば過度の心配は不要!」などという記事や発言はまだまだ少ない。まだ医学的な情報収集中であることが要因であろうが、それでも文献上では症状の推移を含めた統計が出始めている。しかし、症状が軽い患者や不顕性の感染者がどれほどいるのかが把握できていないことで、重症率や死亡率も変わってしまい、敵がどれほどの脅威の物なのかが分からないということが問題なのだと思う。

暖かい国でも感染者の報告はあるが、寒いエリアで感染し、温かいエリアに移って発症すれば、そのエリアの患者となってしまう。実際は、感染した患者からどれほどヒトーヒト感染して、広がりを見せるのかが重要だと思う。そこでも、寒いエリアと同じ広がりであるならば、このウイルスは冬夏関係なく流行させる力を有するウイルスと言えるのかもしれない。

とにかく、データを分析して、敵の情報把握が重要で、その上で対応していくしかない。現時点での対応は、内側からは免疫力を高め、外側ではうがいや手洗いで防御し、ウイルスを跳ね返すように努めること。また、風邪症状もその時点で早めに対処し、悪化させないようにすることも重要なのではと思う。

免疫力を上げるためには、適度な運動や十分な栄養と睡眠はもちろんのこと、体を温めるなどで循環や代謝を良くすることが重要。また、サプリメントも役立つと考えられる。その意味では、にんにく注射やグルタチオンなどの抗酸化作用があり免疫力を上げる成分もよいと考える。

まだあまり役立つ情報もないが、皆さんの健康自衛に役立てるようにしていきたいと思う。

 

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2020.01.27更新

今シーズンは記録的な暖冬!低温乾燥を好むインフルエンザもこの環境では少し大人しい印象があります。

とはいえ、これから寒さ本番の2月は、流石にインフルエンザもはやるかもしれません。

そんな中、インフルエンザ以外に気になるのが、もう少しするとやってくる花粉症シーズンです。

暖冬の影響よりも夏の暑さとの関連がよく言われます。昨年の7月は冷夏で8月が異常な猛暑ということで、どちらの気温を優先するかは難しい印象ですが、今年のスギ花粉の飛散開始が、関東南部は2月始めからを予想しているようです。

また、関東南部は飛散量が少なめと、花粉症患者さんにとっては(少しは)良い情報のようです。早めの備えで症状の軽減につながると思いますので、飛散開始情報に合わせてお早目の対応をお勧めいたします。

当院にも花粉症に対する内服薬、点鼻薬、点眼薬など抗アレルギー薬を院内処方としてご用意しております。

長期処方を希望の方は、処方箋にての院外処方となりますのでご了承ください。

嫌な花粉症シーズン、症状を減らして上手に乗りきりましょう!

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2020.01.13更新

 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

昨年は、途中からブログをサボってしまったので、今年はそうならないように気を付けたいと思います。

先週1週間、年末年始休み明けでさぞかしインフルエンザの患者さんが多いのでは身構えておりました。

決して少なくはありませんでしたが、昨シーズンほどではない印象でした。昨シーズンの傾向は、年末より増えはじめ、一気に1月中旬まで患者さんが急増した印象し、その後は急に終息しました。

今シーズンは、昨シーズンより早い段階から患者さんが来られましたが、カーブとしてはなだらかに推移しそうな予感です。暖冬との予想ではありますが、例年通り2月がピークとなるのではと思われますので、昨シーズンより長めの予防期間と拡散防止対策が必要だと考えております。

備えと早めの対応で体調を整えいいスタートを切りましょう。

P.S 僕の先週の一週間は、海外に行っていないにも関わらず、連休中の夜更かしがたたり時差ボケ状態でした。(笑)

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2019.07.29更新

4月よりビタミン点滴をはじめ、利用される方が増えてきましたが、更に7月より新たなメニューを加えました。

今週関東も梅雨明けとなり夏本番の暑さが続く毎日、みなさんもかなりの汗をかき始めていると思います。

そんな暑い夏に必要なのは、エネルギー源だけでなく、潤いですね。

水分摂取をしているつもりでも、胃腸がバテると吸収力も弱まり、充分な水分が得られません。

そこで、補液量の多い点滴を始めました。それが、エナジーブースター点滴ハイドロデトックス点滴です。

もともとのビタミン点滴にさらにビオチンやグルタチオンを増量し、補液量を増やすことで循環量を増やし、効果を体の隅々まで行き渡らせることが期待できます。

クリニック内では少し前にこの点滴の掲示をしており、既に何人かの方が受けておりますが、適応がある方には効果てき面のようです!

適応としては、これまでビタミン注射やビタミン点滴のような疲労回復、美容目的などの他に、脱水気味や熱中症予備軍、暑さによる胃腸障害が続いている方などです。

もちろん、従来通り、美容目的や健康増進、疲労回復にも十分な効果が期待できます。

点滴量が多く、1時間ほどの時間がかかることから、お時間に余裕がある方も条件となるのかもしれません。

また、患者さんの混み具合や診療時間の関係で、来院時に施行できないことも考えられますので、この点滴をご希望の場合は予約をお勧めいたします。

今回のブログは、点滴新メニューのご紹介になりましたが、これは特にこの時期にお勧めなので試してみてください。

http://www.roppongi-hat.com/jihi/

 

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2019.07.02更新

みなさまこんにちは☆

 

tears毎日、凄い湿度ですねtears

当院でも、換気扇を回さない夜間の湿度を一掃するべく、朝一番で除湿器をかけてみたところ、、、

2~3時間でタンクが満タンになるほどの水が引けました汗(゚ロ゚屮)屮

どんなに除湿をかけても、湿度80%表示のままです・・・・

 

もはや、空中プールで泳げる最近の天気・・・(゜))<< <゜)))彡

そんなじめじめに負けず、頑張っていきます!!

 

夏に向けて、注射や点滴のメニューも考案中でございます。

気軽にご相談下さいnico

 

六本木HATクリニックスタッフ

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2019.05.19更新

健診シーズンですが、当院にも血圧が高いと指摘されたりコレステロールの異常値、心電図異常などで受診される方が増えております。

会社健診や人間ドックの結果で、異常値を指摘されても、なかなかピントとこなかったり、後回しにしてしまう方も少なくありません。

または、結果についてコメントでいろいろ書いてあるが、それでどうすればいいのか分からないという方もおります。

なかなか自覚症状がないと、切迫感もなく時間があれば行こうということで、毎年過ごしてしまっているのです。

まずは、二次健診として受診し、そこで検査をし直すなり、更なる検査を行うことで、治療の必要性があるかどうかを見極めることができます。

当院では、高血圧、脂質代謝異常(高コレステロール血症、高脂血症)、糖尿病などの生活習慣病や、不整脈、心電図異常などの精査を行っております。

放置すると、自覚症状が出た時には緊急性が高かったり、重症であるということもあるので、まずはご相談ください。

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2019.05.05更新

ゴールデンウィーク中ではありますが、元号が変わり令和となって5日が経ちました。

これで今年は、新年、新年度、そして新年号と3度目の節目となるわけですね。

ただこの節目は、休み明けに、社会のシステムがマヒしないか、特に金融機関がパンクしないか、物流システムなどの混乱、10日分の滞りが一気に動き出すことに少々不安を覚えます。

何事なく、元号が命和に代わるという事以外は、スムーズにいくこと願うばかりです。

クリニックの診療スタイルは変わりませんが、新たなスタートとして、スタッフ一同頑張りたいと思います。

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

2019.04.30更新


4月の下旬は、冬を思わせるほど多くの患者さんが、体調を崩し受診されました。

冬はインフルエンザが主役でしたが、この時期は多様で、花粉症の延長で粒子の小さなヒノキの花粉や黄砂などが粘膜に入り込んで炎症を引き起こすパターンや、溶連菌などによる細菌感染で、咽頭炎や声が出なくなるような喉頭浮腫、または扁桃炎などで熱を伴うなど様々でした。

そこで役立ったのは、院内での採血による迅速検査にて白血球数を確認し、その結果を基に治療を選択できたことです。

症状や、咽頭所見で検査が必要と思われる場合は、採血を行い、治療に役立てることができました。この白血球数の確認は、不要な抗生剤投与を避けるだけでなく、念のための抗生剤投与では到底足りないケースも見分けることができ、適切な治療をするための判断材料になります。

投稿者: 六本木HATクリニック 院長 福田智信

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